今回はiPadスタンドの使用レビューです。
Amazonのブラックフライデーセールで購入したのですが、安いのに使いやすい製品だと感じたので紹介します。
お気に入りのポイントも書いているのでぜひご覧ください。
Ulanzi製タブレットスタンド
今回ご紹介するのはUlanzi(ウランジ)のスタンドです。
外箱には「Ulanzi×VIJIM」の表記ありました。別会社が作っているのか?とも思いましたが、どうやらVIJIMはUlanziが展開するブランドのうちの一つのようです。
Ulanziといえば最近三脚を探している時によく見かけたメーカー。他にもスマホやカメラ関連のホルダーを製造しているようで、Amazonでもよく見かける会社だったので購入してみました。
価格は約3,000円で、2,000円前後で購入できる他メーカーも多い中で少しばかりお高め。ですがBoYataやNIMASOのような少し有名な中華メーカーよりは比較的安く購入できます。
三脚を調べた時も感じたのですが、Ulanzi製品はちょうどいい価格帯にあるような気がします。価格戦略にまんまとはまっているのでしょうか…
さて、早速この製品の特長、使用感のところを紹介します。
アルミ合金の安定感
この製品は至ってシンプルな構造です。その中でも大きな特徴の一つが台座、アームの部分がアルミ合金で出来ている点です。金属のしっかりした質感がありますので大きめのiPadも安心して使用できる安定感。僕は11インチのiPad Airを使っていますが、不安定に感じたことはありません。
製品重量を測ったところ766グラム。少し重たいぶん外出時に持ち出すのには向かないかと思います。また本体は折りたためるとはいえそこまでコンパクトになる訳ではありません。ぜひデスクに据え付けでご使用ください。
タブレットの安定感の点では、固定する部分がクランプする方式になっています。安価なスタンドだとスタンドに載せるだけというタイプが多いと思いますが、しっかりクランプして固定してくれるのでタブレットの落下やズレの心配もありません。
ちなみにクランプ部分は金属ではなくプラスチック製です。バネの可動部は両側に開きますのでタブレットの設置は簡単です。
自由度が高い設計
アルミ合金製のアーム部分は、2段階の構造になっています。
そのため高さや角度の自由度が高く、ユーザーにとって最適な位置に調整することができます。載せるだけのホルダーだと段階的な調節しかできないことも多いので、こちらの方が使い勝手はいいと思います。
写真のように縦向きに設置しても、しっかりクランプしてくれています。
購入される方に一点ご注意。届いた状態ではアームがすごく硬く絞められている状態で届きます。力自慢の男性ならなんとか使用できるとは思うのですが、普通の方はアームの伸縮に相当苦労すると思います。調整のためのレンチが台座の裏に入っていますので、調整の際には関節部分を緩めてから動かしてください。
僕はレンチの存在に気づかず、2日間ほど力ずくで調整をしていました…。皆様もお気をつけて。
チープさを感じない外観
最後もアルミ合金製というところからくるのですが、プラスチック製のものと比べて少し高級感すら感じる見た目になっているところもお気に入りポイントです。一部プラスチックの部品はありますがタブレットで隠れてしまう部分なので全体から金属の質感を感じることができます。
iPadを使いやすい位置に調整するという機能の観点は必要十分。アームがぐにゃりと曲がったり無線充電に対応したりといった他の機能も無理に付け加えられているわけではないので、シンプルで使いやすい。
デザインも黒で統一されていてスタイリッシュな外観です。
僕自身、この商品に特に機能的な便利さを求めていなかったということもあり、タブレットホルダーとしての質感、使用感には十分満足できる商品でした。
プラスチック製のスタンドよりワンランク上のホルダーを探している方にはおすすめできる商品です。
参考までに(一問一答)
最後に、購入に際して皆様が気になるかもしれないことを一問一答で書いておきます。
固定できるサイズは?
13〜23cmです。iPad Pro(12.9インチ)でも使用可能です。
ペンシルつけたまま固定できる?
やってみましたが、調整すればなんとか固定はできます。
ただ少し不安定ですし、おすすめはしません。
iPadは回転できる?
iPadの向きも柔軟に変更できます。
取り外す必要もなく、クランプしたままマスムーズに回転できるようになっています。
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